2003年 7/27 第29回浮島回航レース
■参加艇リスト (艇名をクリックすると各写真集にジャンプします)
U・LA・LA SARA SUPER WIND UP RE0V ESPERANZA
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■第29回ドルフィンクルージングクラブ浮島回航レース  〜レース記〜
 第29回を数える東京湾で多分一番古いレースになるのかと思う。以前は30艇以上の参加があったこのレースだった。最近は、東京湾でのレース活動も活発になり、しかもディレースが中心になり簡単にレースが楽しめ、そのため中長距離のレースの人気が低下し、早朝となるとなおさら敬遠されているのではと思う。しかし、外洋ヨットならではの、すばらしいコースを持つレースの歴史を絶やすわけには行かず、今回は若輩なれど実行委員長を引き受けることとなった。
まだ暗い午前3時、寝静まっている木更津港で本部船バーゴが出港準備をはじめます。エンジンを始動、航海灯を確認し、もやいを解いて軽やかなエンジン音を響かせ、真っ暗な海面をかすかに引き波を伴っての出航。このときが本部船の重職を背負い身の引き締まる瞬間だ。

 北東の風8ノット前後安定した重めの風はレースには最高のコンディション。木更津港より2マイルほど第一海堡に行ったあたりでスタートラインの設定に入る。参加艇は5艇なのでラインは短め。横浜から参加のウララが、われわれ本部艇の周辺を航海灯を点灯してゆらゆらと漂っている。スタートライン設定作業が終わり、L旗掲揚。スタート5分前までに全艇出艇確認を終わらせるころやっと朝日が顔を出す。梅雨がまだ明けないが梅雨の合間の晴れ間に恵まれたのか、まばゆいばかりの朝日が真横からレース艇を照らす。朝日の中きらきら光りながらスタートラインに向かうレース艇。実にきれいである。

 スタート5分前、すでにメインセールはきれいに張られ、スピンでスタートするためポールを全艇セットしている。1分前サラをのぞいてスタート体制。スタートのフォーンと同時にウララがきれいなスピンアップ。同時にラインを飛び出し、それを追うエスペランサが重そうにスピンアップ。続いてレオがスタートしていく。サラは、まだアウターマーク付近を潮にいじめられスタートラインにたどり着けない。最後にサラが何とかスタート。やっと上がったスピンがこれまたチョウチン。2ノット以上の追い潮がウララはじめ先行艇を後押しして、すでに小さくなり始めている。やっと開いたサラのスピンで猛然と先行艇を追う。スタートの無事を見届け本部艇はアンカーを揚げひとまず木更津港に帰り午後のフィニッシュまで体制を整える。

 8時、参加艇より浮島回航の連絡が入る。なんと3時間で回航してしまっている。異常な速さに本部艇はすぐ出航用意を取る。10時ころフィニッシュラインを設定し、準備完了。ところが、待てど暮らせど来ない。11時までこの強い潮が効いているようだ。浮島を廻った艇団はこの潮につかまっているのだろうか。12:30に第一海堡付近との連絡が入る。風も7ノット前後に落ち、フィニッシュまでまだ1時間はかかるだろう。スコープで第一海堡を見るとウララとサラが仲良くフィニッシュに向かってタクティクスを繰り広げている。13:16:02フィニッシュラインを横切ったのは、U・LA・LA。ファーストホームU・LA・LA。優勝U・LA・LA。2分少し遅れてサラがフィニッシュ。サラはスタートの送れた分がそのままフィニッシュに影響したようだ。13:43エスペランサからリタイヤの報告。14:14:25最終艇レオVがフィニッシュして第29回浮島レースは無事終了した。

                        第29回ドルフィンクルージングクラブ浮島レース実行委員会
                                 実行委員長 野口隆司

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